【絶対に訪れてほしいロンドンの美術館巡り!】なんでイギリスは美術館・博物館が「無料」なの?

ロンドンという都市では、ほとんどの美術館・博物館が無料です。

「世界三大博物」に「美の殿堂」。「芸術の宝庫」に「ヨーロッパ最大の文化施設」から「ギャラリーの店中の名店」と、ロンドンの中心部には大きな美術館から小さな美術館まで本当にたくさんの美術館がが点在していて、みんなそれぞれ自分のお気に入りの美術館があります。

そもそもなぜ無料で開放されているのでしょうか?


バックパックを担いで初めて海外への旅に出たとき、

まず「訪れるように案内された場所」は、


グッゲンハイム美術館でした


場所は、

北スペインのビルバオ。



美しすぎる建築物に包み込まれてみると、


東京の上野の休日のように、美術作品が見えないほどの人だかりが無い、ということに驚きました。



赤ちゃん連れが多い。


決められた順路がない。




美術館はマイナス点の記憶が無いほど、素晴らしかったです。


それに尽きます。


スペイン語なんて勿論分からないけれど。




スペインからその足で渡ったロンドンは、美術館が無料でした。


studio iota 前田(@nagareruiota)は、ブリクストンというエッジなー土地に滞在していて、


数ヶ月間、毎日のように美術館に足を運んでいました。



アートは気軽に楽しむものという文化

ロンドンでは町中でアート作品に出会うことができます。

イギリスでは日常生活にアートが溢れており、アートに親しむ文化が根づいているように感じます。


イギリスのアートシーンを切り取る上で外せないのがストリートアート。

落書きなんてレベルをはるかに通り越したものばかりで、ストリートアートの完成度の高さにはびっくりします。

ロンドンを中心に活動し「芸術テロリスト」の異名を持つ覆面芸術家、バンクシーの作品にも至る所で出会うことができますね。



なんで美術館・博物館が無料なの?

イギリスには多数のアートギャラリーが点在しています。まともな美術館・博物館が殆ど全て無料であり、外国人観光客まで全て無料というのは本当に驚くべき方針です。


そもそもなぜ無料で開放されているのでしょうか。



理由は単純で、「だってアートはみんなのものであり、上流階級の人たちだけが楽しむべきではなく、みんなに平等に開放されるべきだから。」 



イギリスでは国の政策として、博物館・美術館の解放が国民の福利厚生の向上に繋がるという考えを掲げています。


博物館・美術館は上流階級の人たちだけのものではない、国民みんなのものであり平等に公開されるべきだという考えがあるのです。

イギリスには大英博物館のような大きな美術館から小さな美術館まで本当にたくさんの美術館があり、みんなそれぞれに自分のお気に入りの美術館があったりしてイギリス人にとってアートがとても身近な存在であることを感じさせます。(参考 : PARTNER)


今回は、そんなロンドンで実際に訪れた中から、


おすすめの美術館11選のレポートをお送りしたいと思います!!


楽器博物館

ロイヤル・アルバート・ホールの向かいにある王立音楽大学(Royal College of Music)の中に楽器歴史博物館があり、約600点の楽器を無料で見学することができます。


ギター、ヴァイオリン、フルート、ハープシコード、ピアノ、マンドリン、日本の三味線や琴まで、古い楽器がぎっしり並んでいます。

ハイドパークのすぐ近くなので、お散歩がてら建物を見かけたことがある方も多いかもしれませんね!

住所:Prince Consort Rd, Kensington, London SW7 2BS, UK

入場無料

ナショナルギャラリー

ナショナル・ギャラリーといえば、ゴッホの『ひまわり』やダヴィンチの『岩窟の聖母』といった一生に一度は見ておきたい名品が収蔵されていることで有名な美の殿堂です。
「ロンドンで最も感動した場所は?」という質問によく名前の上がる人気観光スポットでもあります。


13~20世紀初頭のコレクションを中心にダヴィンチ、フェルメール、モネ、セザンヌなど2,300点を超えるヨーロッパ絵画が多数展示されていながら、2時間くらいで回れる規模感がちょうどいい感じですね!
入場料は無料ですが、ドネーションボックスが設置されており、美術館の維持費のためにも寄付が推奨されています。直接お金を寄付しなくても、ショップで1枚100円程度〜の絵葉書を購入したり、カフェを利用したりして運営を間接的に支援するのもいいかも!

住所:Trafalgar Square, London WC2N 5DN

開館時間:毎日午前10時~午後6時、金曜のみ午前10時~午後9時
入場無料


ヴィクトリア&アルバート博物館

1851年第1回万国博覧会がロンドンで開かれたことを記念して、工芸品等の展示を目的として開館したィクトリア&アルバート博物館(V&A)。ファッション、宝飾品、ステンドグラス、鉄細工装飾品、衣装などを中心として収蔵している芸術の宝庫です。


驚きなのはその部屋数で、博物館内を隅々まで歩くと、13kmに及びます。
展示品はもちろんですが、博物館内にある美しいカフェはウィリアム・モリスのデザインです。また中庭が広く、ここでのんびりするだけでも価値あり!
定期的にナイトミュージアムも開催されており、少し大人な雰囲気も楽しめます。

住所:Cromwell Road London SW7 2RL

開館時間:金曜日を除く毎日10:00~17:45
     金曜日10:00~22:00
     2017年 12月24/25/26日はクリスマス休暇のため休館
入場無料

大英博物館

ロンドンの中心部にある世界三大博物館のひとつ大英博物館(British Buseum)では、世界の文化の歴史を探訪することができます。


2013年には過去最高の年間来場者数670万人を記録するなど、世界各地から集められたコレクションを見るために多くの人が足を運ぶ、ロンドン観光の最大の目玉スポットです 。
常時15万点以上の展示がされており、「ロゼッタストーン」、「ミイラコレクション」、「ギリシアパンテノン神殿の彫刻」など、教科書で見たことのあるような歴史的にも非常に価値のある展示物を間近で見ることができます。

住所:Great Russell St, Bloomsbury, London WC1B 3DG, UK

開館時間:毎日 10時~17:30
入場無料

科学博物館(サイエンス・ミュージアム)

ロンドンっ子の隠れおすすめNo.1スポットであるサイエンスミュージアムは、人類の発展を支える科学技術の歴史をユニークな展示で知ることができる、遊び心満載な博物館です。


ジェームズ・ワットの蒸気機関の実物が動態保存され展示されていたり、本物のロケットと衛星、-1969年の初の月面着陸で使われた着陸船Eagleのフルサイズのレプリカ- といったものがあったり、古代エジプトから現代までのさまざまな時代の治療技術が、ジオラマを用いて展示されていたりと、英語がわからなくても大丈夫!
老若男女様々な人が楽しめる工夫がなされています。

併設のIMAX映画館(有料)では3D映像体験が人気。地階には5歳以下の子供が楽しめる水遊びエリアやガーデンがあり、小さいお子様連れの方にもおすすめです。

住所:Exhibition Rd, Kensington, London SW7 2DD, UK
開館時間:毎日 10時~18時
入場無料

テートブリテン

テート・ブリテンは、1500年代から現代までのブリティッシュアートの歴史を深く追求した、イギリス絵画の宝庫です。


なかでも、日本人にも人気のターナーの遺贈コレクション数は約20,000点あり、ターナーの色彩についての解説や、実際に描いて体験するコーナーもあります。その他にもミレーの「オフィーリア」など有名な絵画や彫刻を鑑賞することができます。自然光の降り注ぐ建物の中で、お気に入りの絵、画家を探してみましょう。


「テート・ブリテン」と「テート・モダン」というこの2つの美術館は、イギリス美術コレクションを所蔵・管理する組織「テート」によって運営されています。

住所:Tate Britain Millbank London, SW1P 4RG
開館時間:毎日 10:00~17:50 ※毎月の第一金曜日は21:00まで開館
入場無料

テートモダン

世界中のコンテンポラリーアート(現代美術)のギャラリーの中で、最も規模が大きく訪問者数が多いのが、テートモダンです。


昔は「バンクサイド発電所」だった建物をそのまま美術館としていて、遠目から眺めても迫力抜群です。
ピカソの「泣く女」を鑑賞することができます。有名な作品が多いため、近代美術好きの人もそうでない人も十分に楽しめる美術館です。

テムズ川沿いに位置し、美術館までの道のりは普通のオフィス街・住宅街なので、橋の袂では外に出てお昼休憩を取る人が目立ちます

住所:Bankside, London SE1 9TG, UK
開館時間:毎日10:00–18:00(金、土は22:00まで) 最終入場は閉館45分前
入場無料

ナショナルポートレートギャラリー

ナショナル・ポートレート・ギャラリーは、「ポートレート」という名前のとおり、肖像画だけを集めている珍しい美術館です。

英国王室の歴史的人物から、ハリー・ポッターの作者、J・Kローリングまで、イギリスの有名人の肖像画やイラストが年代別、ジャンル別で並んでいます。徐々に集められた肖像画の数は、なんと11,000点にも及びます!
アートという観点からではなく、歴史上の人物という主旨でコレクションが集められているので、美術館というよりはむしろ博物館といったほうがいいのかも知れませんね。

住所:St Martin's Place, London, WC2H 0HE

開館時間:毎日10:00-18:00 (*木曜日と金曜日は21:00まで) *入館は閉館10分前
入場無料

バービカンセンター

バービカン・センターは、ヨーロッパ最大の文化施設です。

第二次大戦の爆撃で焼け野原になってしまったエリアを再開発して誕生したニュータウンの一角にあり、施設外にはバービカン・エステートという居住、商業施設内には住宅やオフィス、学校などが、センター内には、ほぼ毎日のように演奏会が開かれるコンサートホール「バービカン・ホール」や劇場、大小2つのシアターと3つの映画館、図書館、カフェ、レストランから温室まで多彩な設備が整っています。
Curve(無料のギャラリー)、Art Gallery(有料)の2つのギャラリーでは、今話題のアートに出会うことができます。
一日掛けてゆっくりと楽しめるランドマーク的建築です。

住所:Silk Street, London EC2Y 8DS
開館時間:月-土 9:00-20:00、日 11:00-20:00

デザインミュージアム

デザイン・ミュージアムは、 ありとあらゆる分野の20世紀以降のデザインが集められている美術館です。いわゆる「産業デザイン」と呼ばれるものたちで、完成品だけではなくデザインする際に使う道具、下書き、模型、試作品なども見ることができます。

スペースの狭さの問題から、2016年11月24日にロンドン西部のハイストリート・ケンジントンに移転し、リニューアル・オープンしました。英国のデザイン界を先導してきたサー・テレンス・コンランの多額の寄付により、より広い場所への移転が可能になったそうです。
展示フロアの面積がこれまでの3倍になり、特別展示スペースやカフェなどの付属施設も充実。常設展示コーナーは入場無料です。
ミュージアムにはホランドパークが隣接しています。

住所:Kensington High Street, London W8 6NQ
開館時間:毎日10:00-18:00

ホワイトキューブ

ジョン・レノンがお忍びで来たりしたこともあるという、真っ白な建物が、ホワイト・キューブ・ギャラリー

コンテンポラリーアートではヨーロッパ最大級の展示面積と契約アーティスト数を誇り、才能あるアーティストの発掘と、その作品を売っていくプロモーション力にかけてはロンドンでも右に出るものがないギャラリー。
ここの動向を知っておけば世界のコンテンポラリーアートの動向が見える、名店中の名店です。

変電所跡地にオープンしており、かつでの廃墟からアーティストの街へと生まれ変わった背景も見逃せません。

住所:White Cube Bermondsey / Bermondsey Street London SE1 3TQ
開館時間:毎日Tuesday - Saturday 10am - 6pm Sunday 12pm - 6pm


いかがでしたでしょうか?


ほんとうにアートが身近に存在する国、イギリス。
バイトのお昼休憩の間なんかでも、ちょーっと美術館に行くことが出来るのだそうです。

今度行くときはエッジーなアートギャラリー巡りをしてみたいです。ああ、楽しかった!

入場無料で毎日楽しめる美術館・博物館。

おすすめです!


おやつ食べよっ!


みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪

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【studio iota label】

日本の音楽レーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っています。

流れるイオタ 1st Album "The world is beautiful" Trailer [旅に似合う音楽]

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【Facebookページ】https://web.facebook.com/iotabi
【note】https://note.mu/nagareruiota

 ライター 前田 紗希

作曲、アレンジ、ドラム、鍵盤プレイヤー、時々フォトアーティスト。
旅の風景×インストゥルメンタルミュージックをテーマにした日本の音楽レーベル
「studio iota label スタジオイオタ」代表。
ひとつひとつ恩返しをしながら、小さな幸せを探して、風のように居たいです。
日々つれづれ自由人。
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About イオタビ studio iota label

【イオタビ】は、ガイドブックには載ってない観光ガイド! 日常に転がるちょっと不思議な「知ってる?」を価値のあるのものに。