こんにちは、studio iota labelの前田紗希(@nagareruiota)です。


ヘルシンキのエテラ港から「市営フェリー」に乗って15分。


フィンランドの定番観光スポットの中で、ちょっとした小旅行を味わえる穴場があるのです!


歴史的雰囲気、あふれる緑、碧い海、壮大な自然などなど。

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世界遺産にも指定されている、スオメンリンナ島です!

かつてフィンランドを統治してい たスウェーデンが、ロシアに対抗するため建設を始めた軍事要塞の跡地が残る群島で、

岸辺には勇ましい 砲台や潜水艦、壁跡などが残っています。

ヘルシンキで自然を楽しみに出掛ける。

フェリーの出発地「エテラ港」は、街のランドマークであるヘルシンキ大聖堂を背にまっすぐ。

徒歩5分くらいです❤️

港では青空マーケットが毎日開催!!活気があります。

せっかく港町ヘルシンキにいるんですもの。

爽やかな潮風を肌で感じながらマーケット広場カウッパトリ,Kauppatori ) で、おやつでも食べましょう。

フィンランドを代表する軽食 カレリアパイ、シナモンロール、フレッシュジュース、サーモンスープ、トナカイなど、


「フィンランド観光に来たらとにかくこれを食べておけば間違いないと思う…!」

といった食べ物のテントブースに、地物の人が通う生鮮市場の建物が並んでいます。

市営の近距離フェリーは冬季でも通年運行。(公式ページより)
乗り場はマーケット広場の東。観光客にも分かりやすい場所で、すぐ案内看板が見つかるのではないでしょうか。
1時間に2往復ほどしているので、特に神経質に調べていかなくても、気軽に港をぷらっと歩いて見つけるのも最高ですよね^^
チケットは「ヘルシンキ・カード」を持っていれば無料で乗船できます。
自動車も積まれています。
デッキは横向きの座席で、バルト海から観覧車が一望。
揺れないかな…酔わないかなと心配になるので、15分くらいの船旅は丁度よく楽しめる印象です。
島を訪れる人が多く、混雑めだったのは苦手に感じましたが(と言ってもそんなに多くない)。

 

スオメンリンナ島の勇ましい絶景!

 

スオメンリンナ島は4つの島がつながっており、歩いて散策するには不都合のないサイズです。
世界遺産にもなった要塞は複雑な石壁が残っていたり、島自体はものものしい雰囲気がある一方、暮らしも営まれており約900人が居住しているそうです。


静かな中に戦争の独特の厳しさ・不気味さが感じられ、島全体が要塞博物館といった様子。
あれこれ脇道探索もしてみたいところです。

要塞内の移動は、基本的に徒歩となります。
完全なバリアフリーではありませんが、車椅子やベビーカーの方はアップダウンの少ないコースを選べるそうです!!

スオメンリンナ要塞の歴史とは

スオメンリンナの築城は1748年、東(ロシア)の境界を危惧したスウェーデンにより始められた。城塞は[Sveaborg・Viapori(ヴィアポリ:スウェーデンの城)]という名を与えられ、責任者としてエーレンスヴァルトが任命され、作業は40年に及んだ。1809年にフィンランドがロシア帝国の自治大公国になってからは、東を守るために築かれた城は、皮肉にも西を守ることになる。その後、ロシア人が110年間にわたってこの島に留まる。1855年のクリミア戦争の折りには、仏・英艦隊が2日間に渡って要塞を攻撃したが、占領することはできなかった。フィンランドが独立した翌年の1918年、城塞はフィンランド語の[Suomenlinna]と改名される。 その後の数年間は、内戦のための捕虜収容所となるなど、歴史的に暗い時代を迎えることになる。1973年ようやくスオメンリンナは市民の憩いの場となり、1991年には、ユネスコ世界遺産に登録される。現在では子供のいる家庭優先という条件のもと約900名の住民が住み、350名がスオメンリンナ島で仕事に就いている。 ※フィンランド政府観光局公式ホームページ


島内には、かつての要塞や兵舎を利用したレストランやカフェがあって、現地でランチをすることが可能。

緑の揺れる美しい野原や、バルト海が一望できる岸辺。自然の雄大さにも感銘をうけるのではないでしょうか!!

ラピュタのような、軍艦島のような、そんな印象です。
もちろんどちらにも到達した事は無いのだけれど。

(「天空の城ラピュタ」の舞台の参考にされたといわれているのは、ウェールズのコンウィ城だそう。)

↑実際に銃口が当てられていたんだろうなとか。



島の外周、海沿いにはフェンスなどありません。

島でピクニックランチというのが地元っ子らしい楽しみ方だそうですが、要塞の中で食事をするのはちょっと怖い気分でもありますよね。

 

堪能。おつかれさまでした


島内はゆっくりと歩いて3〜4時間で一周です!

緩やかに「探検」の雰囲気が味わえます。


帰りのフェリーは、20分間隔で運行。

エテラ港に帰ることを恋しく思ながら、空を見上げればカモメの群れ。
ヘルシンキといえば、映画でもおなじみのカモメが舞う光景ですよね。

 

夏の間は真夜中になってもずっと薄ぼんやり明るくあります。フェリーの最終便はスオメンリンナ発、午前2時というから驚きです!

ほんとうに自然が美しい国フィンランド。


フェリーに15分乗るだけで、気軽に歩くことのできるハイキングコース。
帽子、タオル、水などは持っていると更にベターだと思います。

おすすめです。




 ライター 前田 紗希 


作曲、アレンジ、ドラム、鍵盤プレイヤー、時々フォトアーティスト。

旅の風景×インストゥルメンタルミュージックをテーマにした日本の音楽レーベル
「studio iota label スタジオイオタ」代表。

周りの人が楽しんでいたり、笑っていたりする時間が好きです 。
ひとつひとつ恩返しをしながら、小さな幸せを探して、風のように居たいです。


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【studio iota label】

【LoFi Hiphop BGM】流れるイオタ『黄昏を駆け抜ける』 (Official Album Video) – Driving through the twilight

 

日本のレコード会社 studio iota LLC.では音源の企画制作・流通販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っています。

 
【ウェブサイト】http://www.studio-iota.com/

【X(Twitter)】https://twitter.com/nagareruiota

>「心から出て心に還る音楽を」をモットーに、粋な義理人情を大事にし、 旅に似合う音楽を提供し続けていきます。

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